【就活】営業マンとして新卒入社するのが一番いい理由【おすすめ職種】

お悩み解決

こんにちは。
就活中の皆様へ、おすすめの職種をご紹介します!何個も紹介すると、決められないと思うので1個です!(笑)まだ、就職したい会社が決まっていない方のご参考になれば幸いです。

私は『営業職』をお勧めします。
いわゆる営業マンです。
その理由について書いていきます。

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営業職とはどんな仕事?

営業職のイメージ

皆様は、『営業』と聞いてどのようなことを思い浮かべますか?大方、以下のような感じでしょうか?

【悪いイメージ】
・コミュ力が高くないとできない
・陰キャには向いていない
・お客様、上司に怒られる
・ノルマがあって大変そう
・外回りで疲れそう

【良いイメージ】
・インセンティブで稼げそう
・外出や出張が多くて楽しそう

間違ってはいないのですが、実際に働いてみないとわからないことが多いです。営業マンとして働くことや、業界ごとの働き方をまとめていきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

営業職とは

『見込み客に自社の物品・サービスまたは情報、といった財(商品)の購入を促して、売買契約を結ぶ職業である』※wikipedeia引用
広義にはこのような職種を指しますが、業界、業種、会社規模によっては働き方は様々です。BtoCなのかBtoBなのかで、印象が変わることは想像に難くないと思います。
『どんな働き方をしたいか?』『どんなビジネスマンになりたいか?』を考えてみてください。様々な働き方がありますので、自分に合った『営業職』を見つけていきましょう。

・バリバリ稼ぎたい
・営業力を身に着けたい
・自己成長したい

みたいなことを期待される方も多いかもしれませんね!

私は4年間、SaaS系の営業マンとして新規営業に従事していましたが、ほかの業界の営業マンともたくさん情報交換しましたので、どんな営業マンがいるのか一部ご紹介します。

IT業界の営業マン

こちらは私が4年間やっていた営業です。新卒入社して、配属が5月、研修で1か月学んで、6月からお客様と商談をしていましたね。私の会社はクラウドサービスを法人向けに提供していました。なので、いわゆる『法人営業』になります。

【働き方】
仕事の流れは、こんな感じです。『商品提案のアポイントを取る➢商談をする➢フォローする➢ご契約をいただく➢アフターフォロー』
大体の営業職に共通する流れだと思います。
配属当初は、営業電話をたくさんかけました。(笑)
断られたりすることはしょっちゅうでしたが、会社相手になるので、怒鳴られたりとか常識的に失礼な言葉を浴びせられることは全然なかったです。(0ではないです)
何件もかけるうちに、興味のあるお客様がいて、アポイントが取れます。お客様のお悩みが、うまく自社のサービスで解決できることをご提案する。そしてお客様からお礼の言葉とともに、ご契約をいただく。やっぱりこれがうれしかったですね。

会社によっては電話営業をしない、外注(営業代行会社に頼む)している場合もあります。あとは自社のHPをみて、興味を持ってくださり、資料請求をいただいたお客様へ訪問する、というところもあるので(イケてる会社は1日に何件も電話するというのはあまりしてないと思います)

例えば、お客様のニーズに合った、システムを構築していくようなサービスの場合は単価で数千万単位の契約を産んだりします。
ITの技術は現代社会で必須ですし、会社の業績や、業務に大きくかかわるものなので、これから必要とされる職種になります。IT系の企業は比較的新しい会社が多く、若い人も多いです。大手と中小で働き方はだいぶ違いますが、とにかく自分が自信をもって売れる商品を提供する会社を選んでくださいね

【いいところ】
・ITや先端技術への教養が深まる(リテラシーが高まる)
・課題解決、お客様の業績を改善するやりがいがある。
【悪いところ】
・勉強しないと、営業力は最低限しか身につかない。

保険の営業マン

【イメージ】
保険の営業をかけられたことがある方もいらっしゃるかもしれません。その時の印象はどうでしたか?私も保険に入っていて営業を受けたことがあるのですが、その方は『できる営業マン』感が半端なかったですね。お客様第一という感じで、嫌な印象は全くなかったです。術中にはまっているかもですね(笑)ただ、信用できる方だと思ったので、契約をしました。信用と安心を売る職業です。

保険の営業マンをひとくくりにはできませんが、根性があってチャレンジング、コミュニケーション能力にたけている方であれば、ガンガン成果が出る職種だと思います。

【働き方】
まず、特徴としてはBtoCの仕事になるので(BtoB向けももちろんありますが割愛)サラリーマンに営業をすることも多く、土日祝日に商談することもざらです。働き方も会社によってピンキリです。
大手、外資系なのか、給料制か歩合制なのかで大きく働き方が変わってきます。
オフィスはあっても、ほとんど出社せず、ひっきりなしにお客様と商談をしていかなければなりません。給料はあっても、大方歩合制で、契約が取れないと、月収が安定していきません。商品にもよりますが、〇年以内に解約されてしまうと、販売手数料を返金しなければならなかったりします。ハイリスクハイリターンな職種です。

【まとめ】
私の考えでは、新卒入社はお勧めしません!(笑)別業界である程度営業力を鍛え、仲のいいお客様をたくさん作っておき転職先として自分の力を発揮する、という流れのほうが成功しやすそうです。

【いいところ】
・自分の力次第で稼げる
【悪いところ】
・リスクが高い

証券系の営業マン

【イメージ】
法人と個人向けどちらもありますが、金融商品を売る職種です。ですので、大変信用力が問われる仕事になります。しかも新卒で入社すると飛び込み営業があります。信用ゼロ状態から飛び込み営業をするので、世間の目は冷たく厳しいです。結構な確率で嫌がられます。そんな状態から信頼関係を構築していくので、営業力は飛躍的に向上する職種かと思います。

【働き方】
転勤があります。そして、激務です。
私の大学時代の友人が、もてそう、稼げそうで新卒で入社しました。(笑)根性があるやつだったのですが、2年くらいで退職していました。
1年目で地方転勤で、自転車で飛び込み営業をしてました。当然ノルマがいかないと詰められますし(これはどこでもいっしょですが)かなり大変な印象を受けました。朝は、朝刊に目を通し、ニュースをみて情報を仕入れることから始めます。出社時間も早く、営業活動にフルコミットです。とにかく朝から晩まで働くような仕事になります。

【まとめ】
ごめんなさい、証券会社へ入社をお考えの方、あまりいいところが伝えられなくてすみません。(業務イメージとかも薄いですし…)
全国から、体育会系のギラギラした学生が採用されますので負けず嫌いで、激務に耐えられる自信のある方にお勧めします。

【いいところ】
・営業力が鍛えられる
【わるいところ】
・激務

医薬品の営業マン(MR)

【イメージ】
いま、MRが主人公のドラマがやっていますね。お医者さん相手の職種です。お医者さんに自社の薬を使ってもらうように提案します。
知らない人は知らない職種かもしれません。病院に行ったことがある方、たまにスーツを着て、突っ立っている人を見たことはありますか?MRはあの方たちです。MSという、医薬品を卸している会社の営業さんの可能性もありますが、多くはMRです。

【働き方】
転勤がありますし、もちろんノルマもあります。
お医者さんは大変忙しいので、1~2時間、お医者さんの診察をまって休憩時間に営業をかけます。大学病院とかだと、待合室に競合の営業マンと張っていて、お医者さんが診察室から出てきた瞬間を狙って一斉に声を掛けます。これを聞くと、すごく大変そうだなと思ったりします。
逆に、地方の開業医さんに営業をする場合もあります。休日は一緒にゴルフに行ったりしたなんてことも聞きましたね。
お医者さんとの関係構築が主な仕事内容になりそうです。

こちらも友人が新卒で入ったのですが、給料がよさそうでうらやましかったなー(笑)彼が入社したのは大手の製薬メーカーだったので安定はお墨付きです。1年目は、医薬品を売れるための資格を取る必要があるので、缶詰で研修&勉強になります。しかも給料が普通に出るので、貯金ができます。稼ぎの面では平均水準以上で、なかなかいい職種かなと思います。

【いいところ】
・給料がそこそこいい
【悪いところ】
・他業界で通用しにくい(転職に不利:30歳期限くらいと言われています)
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営業職で得られること

私の知っているところで、営業職をご紹介しました。
営業とはお客様の理想的な未来を売る仕事です。これはどの業界でも共通していることと思います。
理想というと大げさかもですが、お客様の悩みを解決したり、現状をよりよくすることがやりがいになったりします。
そしてこれはビジネスの基本です。『お客様の役に立ち、その対価としてお金をもらう。』
ビジネスマンのとしての基礎体力、コミュニケーションスキルを身に着けられるのが『営業職』です。

この力はとても汎用性のあるものだと思います。新卒で入社した会社で一生働くわけではないですよね。
営業マンキャリアアップするために転職する(もちろん社内で出世していくという道も素晴らしいと思います。)ことも検討するかもしれませんし、他業界への転職を考えるかもしれません。例えば、第2新卒(22~25歳位まで)の転職はポテンシャル採用といって、経験や実績を見ずに、潜在的な能力を評価されるような採用方式もあります。他業界への転職も簡単にできますし、入社後の教育が前提となっています。

ポテンシャル採用の採用基準というのが以下です。

・マナーが身についている。
・コミュニケーションがある。
・成長する可能性を秘めている。

専門性を見られるのではなく、ビジネスマンとしての素養を見られます。営業を1~2年、一生懸命頑張れば、あなたも一人前のビジネスマンになれていると思います。また、前職のお客様を引っ張ってくることもでき、次の場所でも活躍できるかもしれません。

あと、全然関係ない働き方になりますが、自分がサービスを提供して対価を得ることに関しては、すべて営業がついて回ります。

例えば、

・エンジニアになりたい!
 ➢案件を獲得するための営業力。
  説得力のある見積もりを作る。
・俳優になりたい!
 ➢自分を売り込むことができる営業力。
  縦社会での生き方。
・飲食店や小売店をやりたい!
 ➢お客様を集客する営業力。
  前職のお客様が取引先になるかも。

いろいろな場面で営業力というのは必要になってくるのかなと思います。新卒で営業として入社し、将来へ向けた勉強も続けていけば、道は広がります。サラリーマン経験のある芸能人の方も多くいらっしゃるので調べてみると面白いですよ。

次世代で活躍する人材とは

ここからは私の主観になっていきますが、これからは『個人のビジネス力』が必要になって来ると思います。
これだけ早く世界が変わっているので、いつ就職した会社がなくなるかわかりません。『大手に入れば安心』という時代ではなくなってきました。
終身雇用は崩壊し、大手もどんどんリストラしてます。給与も下がるかもしれません。コロナウィルスで大打撃を受けた企業、逆に成長した企業もあります。テレワーク、出社不要、オンライン飲み会など、一気に生活も変わりました。
時代に合った働き方をする。頼れるのは自分自身です。そんな時に、営業時代に培ったビジネス力で道を拓いていくはずです。

最後に

営業職の魅力について、お伝えできたでしょうか。働きながら、ビジネスの基礎力を鍛えられますし、いろいろな経験ができると思います。
高校、大学を卒業し、いきなり専門性の問われる職種や収入が不安定な職種に就くよりは、働きながら努力する。というのもありなんじゃないでしょうか?

新卒で就職した会社、職種で一生が決まるなんてことはないのでご安心ください。誰もが理想的な将来を思い描きますが、まだまだ知らないこともたくさんあるはずです。年齢を重ねるごとに価値観も変わっていくので、ご自身の選択肢を増やしたい方にお勧めの職種です。


それでは、就活頑張ってください!

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