こんにちは!
以前の記事で、FXの始め方について解説しました。
FXについて全く分からないという方は、こちらを先にお読みください。
今回は、FXを始める前に知っておきたい、基礎知識について解説します。
これさえ押さえておけばOK!
FXとは
FXを一言でいうと、2国間の通貨を交換する取引のことです。
日本での正式名称は
外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)
『Foreign Exchange』=FXといいます。
日々変動する為替レートの動きを予測し、取引を行うことをFXといいます。
為替相場の予測について
為替相場は予測が可能です。
大きく2つの予測手法があります。
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析です。
詳しくは、実際に取引をしていく中で体感してください。
ここで紹介するものは、あくまで予備知識です。
テクニカル分析について
テクニカル分析とは『価格や値動きのサイクル(規則性)を分析』する手法のことです。
テクニカル分析はいくつか方法がありますが、一般的な「ローソク足」をご紹介します。

このチャートのことを『ローソク足』といいます。(ローソクに似ているから!)
これは、ある期間の相場の動きを表しています。
相場の動きというのは、取引される価格が上がるか下がるかの勢いを示しています。
相場の期間ごとに呼び方があります。
1日:日足(ひあし)
1週間:週足(しゅうあし)
1ヶ月:月足(つきあし)
1時間:時間足(じかんあし)
1分:分足(ふんあし)
そして『ローソク足』からわかるのはこちらの4つです。
・始値(はじめね):最初に取引された価格
・終値(おわりね):最後に取引された価格
・高値(たかね):最も高く取引された価格
・安値(やすね):最も安く取引された価格
ローソク足の見方
詳しく見ていきます!

赤一本全体のことを『陽線』:始値>終値。買いの勢いが強い
青一本全体のことを『陰線』:終値>始値。売りの勢いが強い
四角い部分を『実体部』といいます。
実体部が長ければ長いほど、相場の勢いが強いです。
つまり、『今後の流れも同じ傾向にある』ということです。
また、上下に伸びている線をそれぞれ
『上ひげ』『下ひげ』と呼びます。
ひげが長ければ長いほど、その時に大きく動いた方向と反対の動きで終わったことを表す
例えば、下ひげ長く出ているものは、一度大きく下落するも、買いたい人の勢いが強く、価格が押し戻されたことを意味します。『今後も上昇する可能性が高い』です。
個人的にはローソク足を理解し、次に説明する指標の見方がわかれば十分かなとも思います。
ファンダメンタルズ分析について
ファンダメンタルズ分析とは『世界情勢、各国の経済の動き、金利に注目して分析』する手法です。
ファンダメンタルズ分析では、情報をいかにキャッチアップしていくかが重要になります。
最低限取得すべき情報は以下の通りです。
・経済指標
・金融緩和政策
FXでは『その国の通貨の価値=その国の景気』が上がるか下がるかを予測します。
経済指標
各国の中央銀行、官公庁、企業が発表する、その国の経済に関する統計データのことです。
経済指標は定期的に公表されています。
例えば、GDP(国内総生産)、PMI(購買担当者景気指数)などがあります。
例に挙げたのはその国の、景気を左右するような指数です。
その国の価値が、下がるか上がるかを予測することができます。
FX会社が提供する、『経済指標カレンダー』等を確認し、効率よく情報を収集します。
金融緩和政策
景気が悪化すると政府は「金融緩和政策」を打ち出します。
大きく2つあります。
政策金利の利下げと量的緩和政策です。
基本的には政策金利の利下げを行います。
しかしそれだけでは景気の回復や物価上昇率の引き上げが難しいと中央銀行が判断すると、量的緩和が行われます。
分析を行うツール
ツールに関してはFX会社の提供するツールで十分です。
信頼性も高く、機能も充実しています。
くれぐれも高額な情報商材に手を出さないように気を付けてください。
個人的にはDMMさんがわかりやすいです。
スマホでも快適に見れるので、おすすめです。
今後もさらに詳しい解説をしていけたらと思います!
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