こんにちは!
『売れる書籍はここが違う!』シリーズPart6です!
電子書籍を出版し、印税収入を得るために、売れる書籍を作るためのコツを紹介していきます。
今回は『まえがき』についてです。
前回は『適正な価格設定』についてお届けしましたが、売れ行きを左右する『表紙』の作り方について解説します。
表紙はどうやってつくるの?
Kindle出版に必要な表紙は形式が決まっています。
ファイルの種類 | JPEG (JPEG/JPG) |
寸法 | 2,560 x 1,600 ピクセル |
ファイルサイズ | 50 MB 未満 |
カラーモード | RGB |
解像度 | 72 ドット/インチ (dpi) 以上 |
この条件を満たす画像を作成します。
おススメツールは『Canva』というWEBサイトです。
こちらのサイトでは、あらゆる形式の画像を作成することができます。
ポスターやロゴ、プレゼンテーションやサムネイルなどなど、プロのデザイナーが使ってもおかしくないようなクオリティのサイトです。
何より、操作が簡単なので、デザイン初心者の方でもすらすら画像を作ることができます。
私もCanvaで表紙を作っています。
Canvaの使い方

まずはアカウントを作ってログインしてみましょう。
まずは無料版で大丈夫です。(有料版を期間限定でご利用できます。)
右上に『デザインを作成』とあるので、カーソルを合わせましょう。
下に、『電子書籍の表紙』があるので選択します。

こちらが選択画面です。
画面左側に背景テンプレート、テキストテンプレートが豊富に用意されているので、
それらを組み合わせるだけで、簡単に表紙が作れます。
パワーポイントを触ったことのある方であれば、直感的に操作ができるのではないでしょうか。
よくわからない場合は、右下の『ヘルプ』をクリックしましょう。
デザインが完了したら、右上の『ダウンロード』へカーソルを合わせ…

ファイルの種類を『JPG』、サイズを1,000×625ピクセル以上に設定しダウンロードします。
これで表紙の作成が完了です!
テンプレート、テキストの種類も豊富ですし、画像も使い放題なところがいいですね。
作成のコツ
いきなり作り始めるのではなく、すでに出版されている本のデザインをとにかく調査してください。
売れている本を真似すれば、イケてる表紙のセンスが見えてくるでしょう。
それらをふまえて、私直伝の表紙作成のコツを取り入れてみてください。
配色のコツ
まず、表紙に使う背景や文字の色についてです。
下記ポイントを押さえてください。
・使用する色は3~4色まで(背景+文字の色)
・原色(赤、青、黄)や濃い色(緑、紫、オレンジ)は1色まで
・背景、文字、枠、線、囲みのどれかに必ず白を1色いれる。
これらのポイントを抑えるだけで、見た目が自然になります。
実際に使用する色はこちらのポイントを参考にしてください。
・信頼感を与えるのなら『青色』
・目を引きたいなら『黄色』
・強いメッセージ『赤色』
・やさしい、簡単な印象を与えるなら『パステルカラー』
・プロっぽい、硬派な印象は『黒色』
後は、本のカテゴリーに準じたイメージカラーを使うとよいでしょう。

文字の種類
使用する文字の種類についても与える印象が異なります。
使うべき文字は『明朝体』と『ゴシック体』です。
真面目な、硬派な、プロっぽい印象を与えるなら『明朝体』、
簡単そう、優しそうな印象を与えるなら『ゴシック体』を選びましょう。
できれば、すべての文字は1種類に統一しましょう。
タイトルだけ明朝体、そのほかのメッセージはゴシックで表現したい場合は、
または2:8の割合で構成すると自然でしょう。
表紙で伝えるべきポイント
タイトルの他に、目を引くメッセージを文章でいれましょう。
効果的なのは、本の内容を一部公開したり、目次を出してしまったりすると、読者の興味をそそります。
・どんな読者向けの本か?
・この本を読むとどうなるか?
・サブタイトル
・目次、見出し、小見出しのタイトル
まえがきで書くような内容を、簡潔にメッセージとして表現できるとGoodです!
余白の使い方や、囲み、本の帯、ロゴやイラストの使い方など、デザインのコツは挙げればきりがないです。
売れている本の表紙を真似するのが、上達への近道です!
表紙を外注しよう
とはいえ、上手くデザインできない方もいらっしゃると思います。
表紙作成のコツを読んでいただいてわかる通り、気にしないといけない箇所がたくさんあります。
・配色や構成が全然決まらない
・インパクトのない表紙になってしまう
・気に入らない
・そもそも作成にかけられる時間がない
このようなお悩みがあれば、表紙作成はプロに任せるのが一番です!
料金は5,000円程度が相場です。
『お金をかけたくない!』という方もいらっしゃるかと思いますが、
表紙でつまづいて出版できない、出版したとしても売れない、という事態を考えると、そこまで高いものでもないのではないでしょうか。
外注するのにおすすめなサイト
いずれもオンライン上で仕事の発注ができる、クラウドソーシングサイトです。
『電子書籍の表紙作成、¥5,000』というように、お仕事を発注してみましょう!
クラウドワークス
クラウドソーシングサイトと言ったら、『クラウドワークス』です。
今最も使われているサイトなので、デザイナーさんも多く見つかるでしょう。
あと、サイトもシンプルで使いやすいです。
登録は無料なので早速発注してみましょう。
ランサーズ
初心者へのサポートも充実していて、たくさんのお仕事が掲載されています。
サイトもカテゴリごとに分かれていたり、とても使いやすいです。
サイトデザインもかっこいいですね!
ITエンジニアやデザイナーに特化したサイトなので、クオリティの高い成果物も期待できます。
もちろん登録無料です。
パブフル
パブフルさんは、表紙の作成だけでなく、なんと出版まで代行してくれます。
しかも売り上げは全てあなたに入ります!
本の内容をワードで執筆するだけで、本が完成、出版まで可能です。
・誤字脱字修正
・文章を読みやすくしてくれる
・ワードファイルをKindleに最適化
電子書籍出版の面倒ごとを一手に引き受けていただけます。
ある程度の収益を見込めるなら、まるっと外注も選択肢の一つです!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は表紙作成について解説しました。
本の売り上げを左右する、重要なポイントですので、マスターしましょう!
と言いたいところなのですが、私自身もデザイナーでもなんでもないので、まだまだ勉強が必要です。
また、電子書籍出版を副業でされている方は、表紙は外注が主流のようです。
デザインが楽しかったら自分でやってみるのもありですが、いつまでたっても出版できないのであれば、外注するのがよさそうです。
次回は『売れるまでリライトしよう!』をお届けします!
こちらは前の記事です。
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